南九州大会

観戦に行ってきました。
今年こそは名門ラ・サールの復活がクイ研の最重要課題だったと勝手に考えているわけですが、きちんとクイ研全体では結果を残したと思います。

今回の高クイに異論を投げ掛けるとしたら「あの形式で本当に知の甲子園」と言えるのだろうかと考えます。

決勝を見ていてもたまたまポイント押しになったような勘押しが所々で見られました。正直言って、早いポイントで正解する=素晴らしいクイズなのでしょうか?
そんなうわべだけの見せかけはすぐ視聴者に飽きられるでしょう。
確かに僕があの決勝の場にいてそんなルールが提示されたらあの場にいた高校生たちのような押しをしてしまうでしょう。
早押しの力と知力は必ずしも比例しないものです。
あのルールでは早押しの力が求められ過ぎてしまって、高クイがうたう「知の甲子園」となりうるのだろうかと甚だ疑問に覚えました。
僕はもうOBですし、高クイでは結果を残せなかった人間です。
その限られたマトリックスで勝利した高校生たちを誉め讃えるべきなのかもしれません。
しかし一クイズプレイヤーとして何か釈然としないものを感じたのも今大会なのかなという印象です。

純粋に知の甲子園をしたいなら、早押し枠とペーパー枠で半分ずつに分けることが理想的なのかもしれません。
それではテレビ側としてもどう映せばいいかとても難しいと思います。

そんなジレンマをまざまざと見せ付けられたのが初めての高クイ観戦だったのかもしれません。

これから中国大会から関東大会まで行きます。その中で自分が納得出来る答えをみつけだしてこようと思います。(近畿大会は微妙ですが)